このたびは、当院のスポーツ傷害専門治療を受診いただきありがとうございました。
施術後に一通りご説明したように、当院での治療期間中の過ごし方は、他の整骨院や整形外科で推奨・禁止されることと正反対なことが多いので、備忘録としてこのページを作成しました。
いつでも確認できるようブックマークお願いします。
一通り目をとおしていただき、よくわからないことや疑問点などはページ下段のメールもしくはLINEでご質問ください。
概略
当院の施術は、筋肉と関節の連動を重視し、痛みの発生源である筋筋膜に対する施術と、筋肉の力の方向を乱す関節の亜脱臼(ズレ・歪み)を整復することで早期改善を見込める本来の柔道整復術です。
損傷した筋筋膜の再生に必要なものは血液で、血液は筋筋膜の収縮によって促進されます。
収縮とはすなわち筋肉を使う事=運動です。
よって、より早く再生させるために施術日翌日から練習に復帰し積極的に患部を動かしてください。
シップ・サポーター・テーピングなどは筋筋膜の収縮の妨げになり、血流を阻害するので、こちらの指示がない限り使用を控えてください。
ほとんどの整形外科や整骨院、トレーナーから推奨されるストレッチや体幹トレ―二ングは、患部に悪影響を及ぼす可能性があるので治療期間中は禁止です。
基本的に自分で何かして良くしようと思わす、患部は放ったらかしにしておいてもらって大丈夫です。
他の整骨院や整形外科との並行受診はなるべく避けてください。
当院の施術効果が紛れてしまい、効果的な治療ができなくなる恐れがあるからです。
チームや付き合いのしがらみでどうしても他院の治療を受けなければいけない場合は、当院の禁止事項を踏まえてうまいことやってください。
施術の効果は施術直後に実感いただけますが、完全に身体に馴染むのに2日ほどかかります。
したがって、通院の間隔は施術した日の3日後~7日後の間に再来院してください。その間、積極的に練習に参加して症状の変化を体感しておいてください。
例えば、
・軽いランニングでも痛かったが8割の力でダッシュできるようになった
・練習始めから痛かったのが終わりがけまで痛みがなかった
・脚を着いたときの痛みはなくなったが脚を前に出すとき違う場所に痛みを感じるようになった
などなど
良くなった、ラクになっただけでなく、
・施術した後の方が痛みが強くなった
・前と違うところが痛くなった
・練習中だけ痛んでたのが練習後も暫く痛むようになった
ということもありますので、気兼ねなく包み隠さず報告してください。
事細かに自分の身体を観察しながら練習して、その結果を次回来院時に伝えていただきます。
その情報を基に施術をすすめて症状をとっていきます。
したがって、練習を休む・患部を使わず安静にすることは症状の変化がわからず施術の指針を定められなくなりますので、必ず練習に復帰してください。
動かしてまだ痛むのに練習してもいいのか?と疑問に思われるかもしれませんが、治療期間中の練習は、無理せず出来る範囲でやってください。
痛みがあったとしても、練習始めから終りまで同じくらいの痛みの強さのままならいくら練習しても構いません。
練習中、時間が経つにつれて痛みが悪化するようなら少し運動強度を緩めてください。
例えば、50m全力ダッシュを10本やるとして、1本目も5本目も同じような痛みならそのまま全力ダッシュしても大丈夫です。
1本目より3本目、5本目と回を重ねるごとに痛みが強くなるようなら、全力のところを8割くらいに抑えるか、回数を減らしてください。
練習が終わってもズキズキもしくはジンジンした痛みがあるときのみしっかり氷嚢アイシングしてください。
練習中痛かったが練習が終わって普通にしてたら痛みはないのであればアイシングは不要です。
以下、まとめとして一覧で書いておきます。
治療期間中の禁止事項
<施術当日の禁止事項>
患部を温める行為
ストレッチやマッサージなどのセルフケア
シップ・テーピング・サポーターの使用
<治療期間中の禁止事項>
ストレッチ、体幹トレーニング
シップ、テーピング、サポーターの使用
治療期間中の推奨事項
<施術当日の推奨事項>
患部のアイシング
<治療期間中の推奨事項>
患部の積極的な使用(スポーツ競技の復帰)
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