【症例】指先第一関節の痛みと腫れでへバーデン結節の診断を受けた西宮市Nさん 50歳 パート主婦
こんにちは。
西明石・神戸市西区の痛み治療専門 はりま接骨院です。
今回は、指先の痛みと腫れ、いわゆるへバーデン結節でお悩みのNさんの治療経過を報告します。
Nさんは西宮市在住の50歳パート主婦で、ピアノや書道を嗜む多趣味な方です。
一年ほど前に左人差指と中指に違和感を覚え、暫くすると指先第一関節が太く腫れてきたので、整形外科に掛かりました。
そこで
へバーデン結節
という診断を受け、
治らないから指先を使わないように
と言われました。
指を使うなと言われても、趣味もしたいし家事もしないといけないのでなんとかならないかとネット検索しているうちに、当院のホームページに辿りついたということでした。
Nさんの指を診せてもらったら、左人差指と中指、それと右人差指の三本の指先第一関節が腫れて節くれだったようになっています。
洗濯バサミを使うときや、不意に指をぶつけたときに痛みを感じ、握りこんだり伸ばしきったりするとじわっと痛みがあるということです。
ピアノをされているので、鍵盤を弾くときも痛みがあると。
見た目と症状から考えると、それほどこじらせてはいないようです。
Nさんのご希望は、
●まず痛みをとってほしい
●できれば変形を治したい
とのこと。
変形は今より多少マシにはできますが、元通り真直ぐには戻りませんよ
とお伝えしたところ、
真直ぐならなくていいからこれ以上酷くならないようにしてください
と納得してくださいました。
へバーデン結節は指先第一関節の変形を伴うので、変形性関節症という病気の一つみたいに言われます。
膝でも同じように言われてますね。
でも、変形するから痛みが出るというよりも、痛みをなんとか和らげようとして身体が関節を痛くないように変形させていくと言ったほうが正しい。
変形させて関節の動きを制限させればスジや筋肉を傷めにくくなるからです。
なのである程度変形が進むと痛みを感じなくなります。
痛みを感じてた範囲まで動かせなくなるからです。
関節の中に湧いてくる変形分の骨は、固まりきる前なら施術で散らすことはできますが、固まってしまったものは元に戻せません。
Nさんの治療経過は、初回で
指の曲げ伸ばしがし易くなりました
と効果を実感していただけました。
鍵盤を弾いても痛くなくなったのは3回の施術をうけたあと、全指の痛みがなくなったのは6回の施術が必要でした。
痛みが全くなくなった後も、再発予防と変形防止のため、いまでは月1回ほど通院を続けられています。
今のところ、痛みの再発はありません。
Nさんに当院の治療について感想をいただきました。
へバーデン結節は整形外科で治りませんと言われて諦める方が多いですね。
「自分もそうだったので、一人でも多くの方に治せる方法があるということを知らせたいです」
とおっしゃっていただき、治療の感想と症例報告を記事にさせていただきました。
ありがとうございました。
へバーデン結節の詳しい解説記事もご覧ください。
もし、あなたもへバーデン結節でお悩みなら、ぜひいちど当院にご相談くださいね。