サッカーの鼠径部痛(グロインペイン)が治らない理由

ストレッチを続けている
テーピングも試した
安静にもした
体幹トレやフォームも直した

それでも股関節や鼠径部の痛みが繰り返される——

これはけっこうスポーツのケガ故障のあるあるです。

整形外科で検査を受け、レントゲンやMRIでは「大きな異常はない」と言われた。

他院でマッサージやストレッチ指導を受けたが、一時的には楽になっても、動くとまた痛みが戻る。

当院には、このような事情で来院される方が一番多いです。

結論:筋肉の柔軟性が戻りきってないから

鼠径部痛(グロインペイン)は、多くは脚の付け根に痛みを感じますが、その元は太腿の筋肉が硬くなっているからです。

鼠径部の、真ん中付近が痛むなら大腿四頭筋、外側なら大腿筋膜張筋。
そして一番多い股間寄りが痛むなら、内転筋群が硬くなっています。

グロインペイン症候群の原因筋・内転筋群

これは自分で内腿に指を突っ込んで、傷めてる方と健康な方を比べたらすぐわかります。
仰向けになって両脚をカパッと開いても、悪い方の内腿は引き攣れるように感じるのでわかります。

グロインペイン症候群の鼠径部痛と内転筋痛
鼠径部の痛い場所と内転筋が硬い所は繋がっている

走ったりキックをしたとき痛むのはこれと同じで、

  • 周りの筋肉が伸びてるのに悪いところの筋肉は伸びないので、ギャップが生まれる。
  • そのギャップが痛みとなって知覚される。

ということなんですね。
この状態で動くと、そのギャップ部分に過剰な負担が集中し、走る・蹴る・切り返す動作で痛みが再発します。

無理して使うと、硬くなって伸びない筋繊維の骨にくっ付いてる部分が引き剝がされて炎症を起こして重症化することもあります。

なぜ施術で硬い筋肉を柔らかく戻せないのか

見てもらったように、痛みの原因筋は太腿の奥にあります。
なので気持ちいい程度のマッサージやストレッチでは、刺激が届かないんですね。

だから

  • 施術直後は楽
  • 数日〜数週間で再発

という経過を辿ってしまうのです。

筋層奥の硬い筋肉を柔らかく戻す方法

ではどうやったら柔らかく戻せるの?ってなりますよね。
もう自分じゃどうにもできないので、治療にかかりましょう。

いちばん改善してくれる可能性が高いのは、鍼灸師だと思います。
ただし、筋層奥の悪い筋肉を狙って鍼を打てる技術をもった鍼灸師はなかなか少ないと思うので、根気よく探してみてください。

あとは指先で筋層奥を探ってピンポイントで解す技術をもつ施術師。
ちなみに当院はこの手法です。
グロインペインの場合は内腿に指差し込んでグリグリするのでけっこう痛い施術になりますが、解し切ったらギャップがなくなるのでその場ですぐ引き攣るような痛みがなくなります。

施術でなく医療器械なら、超音波治療器がいちばん効果があると思います。

あまり考慮されてない「関節と筋肉の連動」

そもそも筋肉が硬くなるのは「練習のし過ぎ」「使いすぎ」てことに無理があります。

使い過ぎたら疲れて力が出せなくなるだけです。
特定の筋肉の特定の場所だけ硬くなるのには原因があるのです。

実は関節機能に不具合が生じると、筋力や柔軟性が下がることがわかっています。

鼠径部に関わる関節は、腰椎・骨盤・股・膝の四つ。

グロインペイン症候群の要因になる機能障害を起こしている関節

この四つの関節のどれか、または複数に不具合が生じていると、その関節を動かす筋肉に影響を及ぼします。

「関節の不具合」とは、理学療法で「関節アライメント不良」、私たち骨接ぎ界隈では「亜脱臼」、俗に言う「関節のズレ」「関節の歪み」てやつです。

筋肉の柔軟性だけ戻して痛みがとれても、また練習して暫く経ったら痛み出した、というケースは、関節を直していないからなんですね。

関節を直せる接骨院の先生も少ないです。
カイロプラクティックの先生のほうができる人多いかもしれません。でも、カイロプラクターも玉石混交。カイロプラクティックの看板掲げてるけど関節の矯正できない先生もたくさんいるから、これも探すのはなかなか難しいかもです。

もしあなたが関西圏にお住まいなら、筋層奥の施術も関節を直すのもできる私のところへどうぞご来院ください。

施術はちょっと痛いかもしれませんが、結果に十分満足してもらえると思いますよ!

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