ハムストリング座骨結節炎が治りにくい理由
座骨結節炎は、スプリンターに多いハムストリングの肉離れの一種です。
ダッシュすると痛みが出たり、ストレッチするとお尻の奥が突っ張ったりします。また、椅子に座るとお尻が痛くなったり痺れ感がでたりするこもあります。
座骨結節は、椅子に座ると座面に丁度当たるお尻の骨の部分で、ここにハムストリングがくっついています。この部分が痛くなって整形外科に行くと診断されるのが「ハムストリング座骨結節炎」です。
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ハムストリング座骨結節炎が治りにくい理由
- 場所的に血流不足になりやすく回復が遅い
→日常生活で座ることが多い職業や学生は、座面と体重で座骨結節部を圧迫するので、組織修復に必要な血液が供給されにくい - 座骨結節付着部の筋繊維は筋中腹の筋繊維より元から硬く深層にあるのでアプローチが難しい
→ハムストリング全体にかけるマッサージ施術やストレッチは深層まで影響を与えることができない
ハムストリング座骨結節炎の痛みの原因
ハムストリング座骨結節炎は、付着部の筋繊維が微細な部分断裂を繰り返してできる肉離れの一種です。断裂すると炎症が起き、痛みを発しますが、痛みは炎症だけが発生させるものではありません。筋繊維の柔軟性低下が痛みの発生源になります。
損傷した筋繊維の修復に十分な血流量がないと、柔軟性が低下したままになって収縮率が悪くなります。
瞬発的な筋活動をしたとき、健康な筋繊維の収縮率と、損傷した筋繊維の収縮率にギャップが生じます。それが違和感や痛みとなって知覚されます。
座骨結節炎の改善には血流が必要
柔軟性の低下した座骨結節付着部の筋繊維を軟らかく戻すことが必須になるのですが、座骨結節は座るとちょうど座面にあたる場所なので、日常生活で圧迫されて血流が滞りがちになります。なので、いったん座骨結節炎になると、座り仕事の人や学生は回復か遅い傾向にあります。
座骨結節付着部はアプローチが難しい
座骨結節はお尻と脚の付け根の奥にあるので、マッサージや筋膜リリースといった手技療法で施術の影響が与えられにくく効果が得られないことが多いです。
ストレッチは、ハムストリング全体は伸ばすことはできますが、付着部の硬い筋繊維に個別に伸ばすことはできません。影響力不足で効果あまりなく、無理に影響を与えようと痛みに耐えてストレッチをしてしまうと、逆に硬くしてしまいます。
ハムストリング座骨結節炎を治すには
セルフでできることは、テーピングやストレッチ、フォームローラーなどを使った筋膜リリースです。
これらセルフケアは、毎日やっているうちに症状が軽くなっていくようなら続けたほうが良いですが、症状が変わらない・日ごと症状が強くなっているようなら、セルフで治る範囲でないので、治療にかかりましょう。
座骨結節炎に有効な治療は?
すでに述べたように、座骨結節はお尻と太もも付け根の奥にあること・付着部の筋繊維は非常に硬くなっていることから、マッサージ施術やストレッチなどの一般的な治療施術は効果が薄く、症状の改善が難しいケースが多いです。
そのため、治療機器であれば深層筋にアプローチできる超音波治療器や、ハイボルテージ治療器が有効です。
手技療法であれば、鍼治療や、深層筋にアプローチする強指圧、身体全体の筋肉と関節のバランスを整える整体などが有効です。ただし、手技療法の効果は術者の技量に大きく依存するので、いちがいにどの療法がいいといえません。
ということで、ここから当院の宣伝です。
当院では、そんなスポーツ選手のために特別な座骨結節炎専門のスペシャルな施術があります。
スペシャルなところ
- だいたい平均3回の通院で全力ダッシュや全力キックできるようになります
- 一回目の施術翌日から練習に復帰して患部を使ってもらいます
劇的に痛みを改善するので他の整骨・整体より圧倒的に早く競技復帰できます。
一方、デメリットもあります。
- 施術は痛いです
- 料金は高めです
気で治すとか頭揉んだら治るとかではなく、筋肉の深層にある硬くなった筋繊維を、指を沈めて探り出しピンポイントでほぐし切るので、痛いです。そのかわり劇的に改善します。
施術料金は初回一万円くらいなので、他所の整骨院より高めですが、治らないところに何十回通ってお金と時間を浪費するよりコスパもタイパも高いと思うのでご容赦ください。
正直、自分が患者ならあんまり受けたくない施術ですが、試合が近いとかいい加減ケガにうんざりしてるとかなら受けたい施術です。
ご来院くださるスポーツ選手の半数は、「はりま接骨院の施術はめちゃくちゃ痛いけどすぐ治る」と聞いて、学校を休んだり、親御さんと車で来てくれたりしてます。そのほとんどが、整形外科でリハビリ受けていた、近所の整骨院や整体に通っていたという人ばかりです。
症例:座骨結節炎&鼠径部痛&アキレス腱炎を当院で克服した陸上競技選手Oさんの声
Oさんの詳しい施術経緯はこちら↓
もしあなたが同じようにハムストリング座骨結節炎で全力で走れなくて困っているなら、ぜひご来院ください。
施術の痛みに耐え、一刻も早い競技復帰を願うあなたに敬意を払い、全力で施術させていただくことをお約束します。