グロインペイン(股関節・鼠径部痛)症候群のテーピングガイド【スポーツ選手向け】

グロインペイン症候群(鼠径部痛)は、サッカーや陸上、ラグビー選手に多い股関節の痛みです。

この痛みを軽減し、パフォーマンスを維持するためにテーピングが効果的です。

この記事では、効果的なグロインペイン症候群のテーピング方法や、注意点を分かりやすく解説します。

テーピングの目的

テーピングには、伸縮性のあるものとないものがあります。

グロインペイン症候群には、動きをサポートする【伸縮性のあるテープ】を使用しましょう。

代表的なものは『キネシオテープ』ですが、同様の伸縮テープなら問題ありません。

1. 筋肉のサポートと疲労軽減

  • 筋肉の動きを補助し、負担を軽減

  • 長時間の運動でも疲労を抑えられる

2. 血流・リンパの流れを促進

  • テープが皮膚を軽く持ち上げることで血行を促し、老廃物の排出を助ける

  • 炎症や腫れを抑える効果が期待できる

3. 痛みの軽減

  • テープの刺激が神経に作用し、痛みを和らげる

  • 「テーピングによる圧力」で痛みを軽減しつつ、動きを確保

4. 関節の安定化と可動域の調整

  • 過度な動きを抑えて関節を守る

  • 必要な範囲での可動域を確保しながら、正しい動きをサポート

 

 テーピングをするときの注意点

  • 正しい貼り方:適切な張力で貼る(引っ張りすぎはNG)

  • 皮膚トラブルの予防:かゆみが出て酷くなるようなら中止しましょう

  • 長時間の使用を避ける:練習前に貼って練習後に剥がすのがベスト

 

テーピングだけでは治らない?効果がない場合の対処法

テーピングをしても痛みが続く場合は、以下を試してみましょう。

貼り方を見直す(テープの種類や位置を変えるだけで改善することも)

ストレッチや筋力トレーニングを併用(痛みの緩和や再発防止に効果的)

専門家に相談(根本的な改善を目指すなら、早めの受診を)」

 

グロインペイン症候群(股関節痛・鼠径部痛)とは

サッカーや陸上、ラグビーなどの選手に多く見られ、運動に伴い股関節周辺の鼠径部・下腹部・股間・太腿内側・臀部に痛みがある症状全般をグロインペイン症候群と呼びます。

当院でもグロインペイン症候群で来院する方の多くがサッカー選手です。
最近ではマラソンや短距離走の陸上競技選手も増えました。

スポーツシーンでは、主にボールを蹴ったり走ったりするときに痛みが出ます。
日常生活では、靴下を履くときの膝を抱え上げがやりにくかったり痛みを感じたり、クシャミや咳で下腹部が痛んだりします。

 

主に痛みを感じる場所

グロインペイン症候群を細かく分類すると、

  • 恥骨結合炎
  • 内転筋腱周囲炎
  • 腸腰筋機能障害
  • 鼠径管後壁欠損
  • 外腹斜筋腱膜損傷
  • スポーツヘルニア(鼠径ヘルニア)

というように、痛みの出ている部分に関係する筋肉や靭帯の名前がくっついた傷病名が診断されることもあります。

当院に来られる方だと、内転筋>鼠径部>下腹部>股間(恥骨結合部)の順に多く、一箇所だけ痛むというケースもあれば複数個所に痛みがあるというケースもあります。

 

グロインペイン症候群(股関節痛・鼠径部痛)の原因

原因としてよく言われるのがオーバーユース(over uses)です。

要するに使いすぎ、練習のし過ぎのことですね、て解釈されがちですが実はちょっとそれはざっくり言いすぎなところがあるので詳しく説明していきましょう。

 

「使いすぎ」が原因?そのメカニズム

  • 筋肉の疲労が溜まる → 硬くなる

  • 反応が悪くなる → 他の筋肉に負担がかかる

  • 負担が増え続ける → 最終的に痛みが出る

 

そもそも「使いすぎ」とは何ぞや?

オーバーユース(使いすぎ)が原因と言われることが多いですが、単に練習量を減らすだけでは根本解決にはなりません。

一度休んで痛みが引いても、再開するとまた痛みが出ることが多いのが特徴です。

重要なのは、関節の使い方や筋肉のバランスを見直すことです。

 

グロインペイン症候群がテーピングで治らないときは

テーピングで良くならないときは、筋肉よりも身体の使い方や関節機能の問題が大きいと思ったほうが良いです。

セルフのストレッチやマッサージを追加すると痛みを軽減できることもありますが、どちらも筋肉に対してのみの対策なので一時的な効果があっても徐々に悪化していく可能性が高いです。

特定の筋肉に過剰な負担がかかってしまう原因を解決しないと治らないので、早めに専門家にかかりましょう。

当院はスポーツ選手に特化したグロインペイン専門施術をしております

🟢 無料相談受付中!LINE・電話でお気軽にご相談ください。

メールフォーム