グロインペイン(股関節・鼠径部痛)症候群のテーピングガイド【スポーツ選手向け】
「股関節・鼠径部の痛みをなんとかしたいけれど、できれば自分で改善したい…」 治療に行くのは面倒だし、家でゆっくりしたいし。そう思うのは当然です。そんな方にとって、有益なテーピング方法の動画をすぐ下に貼っています。
その動画を観る前に、注意事項を先に読んでいってください。でないと、あなたのグロインペインがよけいにひどくなるかもしれませんよ?
【注意事項】
- テーピングは痛みを一時的に和らげるもので、根本原因を解決するものではありません。
- テーピングをして練習を続けて、痛みが強くなっていくようならグロインペインは悪化していっています。
- グロインペインのテーピングは動画で紹介している方法の他に特別効き目があるような方法はありません。
- テーピングして日に日に痛みが弱くなっていくようなら大丈夫ですが、そうでないなら、諦めて治療にかかりましょう。
テーピングで良くなるのと、そうでないグロインペインの違いは動画の下のほうで解説していますので、気になる方はそちらもどうぞ。
ということで、テーピング方法の動画をどうぞご覧ください!
このページの目次
グロインペイン症候群のテーピング
テーピングの目的
テーピングは、伸縮性のあるものとないものの二系統があります。
グロインペイン症候群には、動きをサポートする【伸縮性のあるテープ】を使用しましょう。
代表的なものは『キネシオテープ』ですが、同様の伸縮テープなら問題ありません。
1. 筋肉のサポートと疲労軽減
筋肉の動きを補助し、負担を軽減 → 長時間の運動でも疲労を抑えられる
2. 血流・リンパの流れを促進
テープが皮膚を軽く持ち上げることで血行を促し、老廃物の排出を助ける → 炎症や腫れを抑える効果が期待できる
3. 痛みの軽減
テープの刺激が神経に作用し、痛みを和らげる → 「テーピングによる圧力」で痛みを軽減しつつ、動きを確保
テーピングをするときの注意点
正しい貼り方:適切な張力で貼る(引っ張りすぎはNG)
皮膚トラブルの予防:かゆみが出て酷くなるようなら中止しましょう
長時間の使用を避ける:練習前に貼って練習後に剥がすのがベスト。最低でも一日ごとに貼り変えましょう。
テーピングだけでは治らない?効果がない場合の対処法
テーピングをしても痛みが続く場合は、以下を試してみましょう。
✅ 貼り方を見直す(テープの種類や位置を変えるだけで改善することも)
✅ ストレッチや筋力トレーニングを併用(痛みの緩和や再発防止に効果的)
テーピングで治らないグロインペイン症候群はどうなっているのか
「テーピングをしたのに痛みが変わらない、治らない…」
テーピングあるあるですね。
特にグロインペイン症候群は、筋肉の中腹じゃなく付根のほうに痛みを感じるのでこういうことが多いです。
テーピングには“効果が出やすいケース”と“出にくいケース”があります。
テーピングで良くなるときと、そうでないときの違いをわかりやすく解説しましょう!
テーピングでグロインペイン症候群が治らない理由
筋肉の奥にある原因に届かないから
痛みの原因は、筋肉の中でも特に硬くなった「しこり」のような部分にあります。
この部分が筋肉の深いところにあると、皮膚の上から貼るテーピングだと影響が与えられず効果が出ません。関節の問題には対応できないから
関節の動きが悪くなると、その周りの筋肉も硬くなり、痛みにつながります。
テーピングは筋肉をサポートすることはできますが、関節の動きそのものを改善することはできません。
テーピングで治らないグロインペイン症候群を治すには
テーピングは効かない、ストレッチもダメ、セルフのマッサージも効果なし、となったら、自分でどうこうできるレベルのグロインペイン症候群ではないので、専門家にかかりましょう。
とりあえず、先に整形外科でレントゲンやMRIを撮ってもらって、骨折や病気が原因でないことを確定したほうがいいかもしれません。骨折や病気が原因のグロインペイン症候群だと、どんなことをしても全然効かないか、施術直後はマシになっても直ぐ元に戻るからです。
骨折や病気でない場合は、筋肉の柔軟性低下と関節機能障害が原因なので、整形外科のリハビリや整骨や鍼灸、整体などにかかるのがいいでしょう。
治療を受けても治りにくいグロインペイン症候群
専門家にかかりましょう、といっても、グリンペイン症候群はネットで調べたら「治るのは三ヵ月から六ヵ月以上」て書いてある通り、かなり難治な部類のスポーツ障害です。
整形外科でも整骨院でも、通院してても良くならないとか、ちょっと良くなったと思って練習再開したらまた痛くなった、なんてのはザラです。かかるなら、スポーツのケガ故障に強い治療院を選びましょう。院内が年寄ばっかりとか、産後骨盤矯正とかしてるところじゃまず治らないので要注意です。
治療院選びの参考記事もあるのでどうぞ
当院には、グロインペイン症候群に悩むサッカー選手や陸上競技選手が遠方からもたくさん来院して、早期に競技復帰を果たしています。
大阪府・興国高校サッカー選手
兵庫県・滝川第二高校サッカー選手
和歌山県・近大付属和歌山高校サッカー選手
奈良県・YF奈良テソロ→大阪桐蔭高校サッカー部
あなたがもし、グロインペイン症候群を練習をしながら早く治したいと思っているなら、是非当院にお任せください。
他にない強力な施術法で、あなたの一線復帰をサポートします!